本日は小倉北区で戸建て住宅の新築に伴い、工事用仮設電柱の設置工事です。
建物を建てる際、電動工具・照明等必ずと言っていいほど電気を使用します。
その為、現地が更地の場合にはあらかじめ工事用の電柱を建てて電源を作っておく必要があります。
こちらが工事用仮設電柱になります。
木の柱に電力量計取付板とブレーカーの収納ボックスを取り付けています。
柱の長さが4mしかなく、電柱からの架空線が棟上げ時にクレーン等と干渉しないように金属の金物で延長させます。
穴を掘る前の写真を撮り忘れていましたが、こんな感じで約80㎝~1mほど掘りました。
使用した道具は画像手前の道具です。僕の周りの電気屋さん達の間では通称「芋ほり」と呼ばれていますが、
どうやら正式名称は「ホールディガー」らしいです。
150Φ程の穴を掘ることができ、こいつを勢いよく地面に突き刺した後に潜った分の土を挟んで引き抜く。といった作業を延々と繰り返します。
穴を真上から見た写真です。
掘っている最中で大きな石に当たり、仕方なく避けた場所を再度掘り直した為に穴が楕円形になりました。
意外と重労働で、夏場は地獄です。
作った柱を穴に差し込み、水平を確認しながら隙間を踏み固めて設置工事は完了です。
設置後に電力会社に供給の申請を出して全てが終了となります。
家を建てるのも準備段階から色々と大変ですよね。
本日はこれまでとなります。
ご閲覧、ありがとうございました。