とあるマンションの雑排水の竪管です。
直管の接続部が腐食して隙間が空いています。
ここは、築34年の世の中に多くある賃貸マンションの一つです。
1階の天井のクロスが濡れて剥がれてきているとの一報で急行いたしました。
1階の天井裏を除くと雑排水の竪管をつたって、しずくが垂れているのがわかりました。
このことより2階以上の竪管に異常がある可能性が高まりました。
そして、1階しか被害報告がないので、十中八九2階で異常があるとわかります。
不幸中の幸いといいますか、2階の部屋が空き部屋でしたので
パイプシャフトの壁を破り、損傷個所をすぐに発見いたしました。
すぐに補修材で損傷部分を巻き処置を行いました。
この補修材が優秀で一度固まると40年は大丈夫という代物です。
この補修箇所がだめになる前に他の箇所の寿命がきます。
破った壁を補修し、補修箇所が確認できるように点検口をつけました。
後は、クロス屋さんに壁紙を貼って仕上げてもらうのを待つのみです。
築30年を超えたマンションでは、この様な漏水がいつ発生してもおかしくない状況です。
最上階の部屋じゃないのに天井から雨漏りが・・・←これは漏水ですよ!