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門司の家 新築工事③

北九州市小倉北区の建築多能工集団ユニールテクニカ株式会社の宮本です.

今日も門司の家 新築工事のお話です.

前回までのお話はこちら.

 

→→ 門司の家新築工事①

 

→→ 門司の家新築工事②

 

前回は基礎工事の配筋までお話したので,今日はその続きです.

配筋したらコンクリートですね.鉄筋コンクリート=鉄筋+コンクリートですからね.

 

鉄筋は曲げ・引っ張りに強くて圧縮に弱い.

コンクリートは曲げ・引っ張りには弱いけど圧縮には強い.

鉄筋は鉄だから錆に弱い.ということは酸性に弱い.コンクリートはアルカリ性.だから鉄筋を錆から守っている.

なんという美しい補完関係でしょうか.

(いきなり話が脱線しております.)

 

さっそくコンクリート打設の状況を見ていきましょう.

 

 

外周に型枠を建てて,内部に配筋した状態でコンクリートを打ち込んでいきます.

コンクリートは打ち込むといいます.打つとか,打設するとか.流し込むとは言いません.

用例) 金曜日はコンクリ打ちだから晴れるといいなあ.

 

コンクリート打ち込みにもいくつか方法がありますが,今回はポンプ車を使用しています.

ポンプ車のお尻の部分に生コン車からコンクリートを入れます.

ポンプ車からコンクリートを圧送して(=圧力をかけて送り出して),遠く離れたところにコンクリートを打設します.

これはぜひ動画でご覧くださいませ.

 

 

そしてバイブレーターという工具を使ってコンクリート内部に振動を与えている工程をご覧ください.

空気を抜いて,コンクリートをより密実にするための作業です.

 

 

コンクリートを打ち終わったら天端均しという作業をします.

立ち上がりの天端(=土台が載るところ)を水平に均す作業です.

ブルーシートをかけて作業終了.数日養生します.

 

 

養生のあと,型枠を外します.脱枠とか型枠バラシとか言います.

焼きたてのパンやケーキを型から取り出す様子に似ていると思います.僕の中では.

 

 

あいにくの雨模様ではありますが,焼きたてのパンのように,美しい基礎が出来上がりました.

伝わりますでしょうか,この高揚感.若干僕はハアハア(*´Д`)みたいな感じです.

 

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます<(_ _)>