大雨の傷跡


ご無沙汰しております。

この度の豪雨災害は甚大なものになりましたが、皆様いかがでしたでしょうか。

 

弊社は大雨当日以降、雨漏りや床上浸水被害の復旧の対応を多数行わせていただいております。

復旧には、時間とお金がかかりますし、体力や心にも負担がかかります。

今日は、ちょっとしたことで防げることのお話です。

 

床上浸水などは土砂崩れや鉄砲水など個人では対応できないことですが、

雨漏りの発生は、日ごろのセルフメンテナンスで多少は防ぐことができます。

今回のように雨量が多いと雨どいの許容量をこえてあふれることが多くあります。

しかし、雨どいがあふれている多くの原因は飛散物や枯葉などのつまりなのです。

 

野球のボール、落ち葉、ビニール・・・いろんなものが飛散して、水と一緒に雨どいへ流れ、つまります。

これが雨どいなら、あふれて地面にこぼれるのでまだいいです。

ベランダならば、排水溝がつまり→ベランダがプール状態→いつしか窓ガラスまで水面が!→窓の隙間から水が浸入!

結果、2階なのに床上浸水となります。2階が濡れたということは1階にも被害が及びます。

 

このような被害を発生させないようにするには、、、

こまめな掃除です。

なんだ、そんなことって思われるかもしれませんが、その程度で防げることが多いんです。

ベランダに限らず、道路の排水溝がつまっていると大雨の時に道が濁流になり、町中が被害に遭います。

 

老婆心かもしれませんが、仕事の傍ら消防団員として活動しているのでよく見る光景です。

後悔先に立たずと思い、身の回りの清掃をお願いいたします。